お気楽走行会参加のため、前日移動する時にせっかくなら公道での練習をしようと提案して、集まってくれた若い部員さんふたり。
ずみくん(23)とジョネスくん(22)、ふたりとも『月収18万円で始めるモータースポーツ』のDVDを見て、公道での練習はどんなものかだいたい分かっています。
では前回の続き、いきます!
3月21日(金・祝)モタスポ部の事務局がある、茨城県潮来市に12時集合。
福島県郡山市の宿に着く時間を18時に設定しました。
ナビの計算によると5時間かかるため、途中何度か休憩をする時間を見込んで移動時間は6時間を予定します。
6時間・・・一人で走ることを考えると、ぞっとしますね。(苦笑)
公道練習会の練習内容は3つ
1、半クラッチの練習
信号待ちからスタートするとき出来るだけアクセルを踏まないで、クラッチがつながる瞬間の半クラッチ状態を感じつつ、自分の体にクルマの今起こっていることを感じさせる練習です。
安岡講師がDVDの中でも言っている、【感じる】を実際に体験します。
2、ショックなくシフトダウンをする練習
50~60km/hくらいでの巡航走行時、回転を保ちつつショックなくギアを5→4→3速と落としていく練習。これは同じスピードを保ちつつ、ギアを落とすとエンジン回転が上がるため、アクセルを踏んで(空ぶかしをして)回転を合わせてあげる必要があります。空ぶかしをしないと、【ガックン】ってなりますね。これを全くショック無くやる訳です。この練習はヒールアンドトーの第一歩となります。
3、クルマの大きさを感覚的につかむ練習
上手い運転とは、クルマを思い通りに走らせることです。運転席に座っていてクルマの四隅がどこにあるかが分からないとダメですね。特に左側前後タイヤの位置が重要です。道路左側にあるペイントの上を走ることによって、左側タイヤの位置を把握する練習です。
ずみくんは初めての愛車をゲットしたばかり、ジョネスくんはマニュアル歴3年、どちらもサーキットは初めてです。
そんな初めてのサーキット走行でも、公道練習することによって、少しでも早くアクセルを踏めるようにお手伝いします。
せっかく練習するなら、テーマを持った方が早く上達しますからね。
では、いよいよスタートです!
・・・と、いきたいところですが、ちょっと待った!
走り出す前に、ボンネットを開けて再確認。
エンジンで作ったチカラは、どこを通って路面に伝えられるか?
これを意識することによって、クルマの状態を感じることが出来るんですよ。
今日はここまで~
次回をお楽しみに!