スポーツ走行ではハイスピードからのフルブレーキングなどで
かなりの衝撃を感じるものです。
操作を間違えば命に関わることも!
ですので
モタスポ部では走行会といえども
安全装備はなるべく着用していただきたいと思ってます。
では、自分を守るための安全装備ってなに?
まずは以下の5点
1.ヘルメット
コレがないと乗れません!
2.グローブ
こちらも必須にしたいです。
しっかりステアリングを握れるし、指を守ってくれます。
3.レーシングスーツ
万が一の火災から守ってくれますからね。
第一、カッコいいし♪
▲茂原での体験走行会ではスタッフもレーシングスーツを着用。
決まってますね!
4.レーシングシューズ
ペダルを踏む感触が向上して
アクセル、ブレーキの踏み加減ができるようになります。
5.ハンズ(またはハンス)
これ、必要?と思われるかもしれませんが
今、多くのレースで着用が義務づけられてきています。
例えば、モタスポ部員の方が参加しているN-ONE OWNER’S CUPでも
2015年のRd.6より着用が義務付けられています。
で、今回はこのハンズについてのお話。
▼写真は11/8/2015に開かれた岡崎での体験走行会にて
熱く語るdjacの加藤さん(右)とヘルメット&ハンズを着用している安岡選手(左)
ハンスとも言われますが
Head And Neck Supportの頭文字
“H・A・N・S”をとってハンズ。
このハンズとヘルメットを固定することで
これ以上首が前に行かない
→頸椎が伸びきらない
→ケガ防止
ということです。
以前のものは左右の首振りが出来なかったのですが
テザーと呼ばれる紐がスライドするようになり
首も左右に動かせるようになってます。
知っている方も多いと思いますが、
2002年に道上龍選手がクラッシュした際
遠くにあったはずのステアリングに
ほほ骨をぶつけ、骨折したとのこと。
首が伸びちゃったんだそうです。
首が固定されていれば、そこまで頸椎が伸びず
骨折もしなかったのに!
ということで、その後ハンズの着用されるようになったとか。
いざという時に体を守ってくれるもの。
クルマのチューンも必要だけど
こういうものから揃えるのって
実は自分も周りの人のことも考えてる
カッコいいことだと思います。
あ、ハンズは4点式以上のシートベルトでないと
着けてる意味がないのでご注意くださいね!